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綺麗なレースのブラジャーにスリップ。
Bカップのあいつでもそこそこ大きく見える、誰が着ても綺麗に見える下着を罰として選んでやった。

まったく、滋も桜子もろくなことを考えねーな。

牧野には昨日の帰り際に送っていく時に、どこに行きたいか聞いておいた。

「う~ん。どこに行きたいか?
そうだなぁ。西門さんはバーとか、おしゃれなレストランとか似合いそうだけど、
私はそんなとこは似合わなそうだからなぁ。
そうだなぁ、西門さんにも私にも楽しめそうなところかな」

牧野にどこに行きたいかと聞いても、有名なホテルのディナーが食べたいとか、
ブランド物が欲しいとも言わない。
他の女性はそういう所は似合うだろうけど、自分には似合わないと控えめに言ってくる。

それが牧野だよな。

そんな牧野は陶芸を体験してみたいといっていたので、
港区にある陶芸体験教室に予約を入れた。
ギリギリになってしまったが、陶芸教室には確かうちの門下生が働いているのを思いだした。

ギリギリになっても門下生のおかげで、予約を取ることができた。


デート当日の朝
俺はバイクで迎えに行く。

あきらみたいに車を自分で運転するのもいいけど、バイクの方が体を密着させられるだろう。

デートで手を繋ぐ方法を考えなくても、バイクがあれば女性の方から体を密着させてくる。


いつもデートするような女どもはバイクに乗るのを嫌がるし、どうせ3回しか付き合わないんだ。
彼女たちもスマートなデートを期待してるだろうから、俺は車で行くようにしているけどな。


朝、牧野が部屋から出てくるのを見かけて、部屋の下でヘルメットを持って待っていた。

「おはよう。西門さん。
昨日電話くれてありがとう。陶芸体験できるって聞いてすごく楽しみにしてたんだ」
そういう牧野は涼し気な長袖のブラウスにジーパンという爽やかな衣装だった。

普段の付き合いでは見ることのないその恰好に、思わずマジマジと見つめてしまっていた。

昨日、俺が罰として選んでやった綺麗なレースのスリップにブラジャーをつけてる牧野を想像してしまっていた。

あいつ今日はそれを着けてるのか?
柄にもなくそんな事を考える。

小さいと思っていた胸が俺の背中に当たるだけで、柄にもなくドキッとする。
牧野の息遣いを後ろから感じるだけで、このまま別の場所に連れ込んじまいたいと思う。
そんな気持ちと闘いながら、バイクの後ろに牧野を乗せ陶芸教室へ到着すると

牧野は「わぁ、すごいね~西門さん。あんなにすごいものも作れるんだね」と皿や茶碗を見ながら生き生きとした表情を見せていた。


教室のスタッフの一人は、シングルマザーで子供をつれてきていた。

一人一人に挨拶をした牧野は、スタッフの子供にも、しゃがみこんで挨拶をする。
こうゆうところが牧野のいい所だよな。
そんな事を思いながら、俺は牧野のとなりでスタッフからの説明を受けていた。
その間じゅうも、その子供は牧野の膝の上に座ったり、牧野にベッタリとひっついている。

その少年は廉という名前だった。
廉は牧野を気に入ったらしく、母親が教えてる間、牧野の側から離れやしねー。

牧野は廉がひっついていることに嫌な顔もせず、笑顔を見せながら、
「これ、やってみたかったんだ~」
そういいながら轆轤(ろくろ)を回す。


牧野が茶碗を作ろうとしているらしく轆轤を回しているが、うまくバランスがとれずに曲がっていた。
俺は牧野のその様子を見て、轆轤を回す手の上に、自分の手を添えてバランスを整えてやる。

牧野は拒否するでもなく、そのままバランスを取って茶碗の形にしていた。

なんか今すっげーいい雰囲気じゃねーか?

普段女性と付き合う時のスマートさをかなぐり捨てて、このまま後ろから抱き寄せてやろうかと思っていると、俺の手に泥をつけてくる奴がいる。

パッと横をみると、
廉がつくしと密着している俺をみて、邪魔をしているらしい。
廉は幼心に牧野が好きなんだろう。
俺にはライバル心をメラメラと出してくる。

子供相手に感情的になるのも大人げないので、
スマートに牧野から離れ、牧野と廉のようすを見ていた。

廉は牧野の傍で湯飲みを作ろうと悪戦苦闘していた。
俺が手を添えてやろうとすると
「いいよ。余計なことすんな」
そういうのに、牧野が
「もう少しここを包むようにすると、廉君が作りたい形になるよ」
と、手を添えてやると、嬉しそうな表情をしている。


作ったものは、後日自宅に発送してくれるという事なので、住所を記載してきて帰路につく。
廉の母親が牧野に
「廉が大変お世話になりました。」
とあいさつに来た。
廉は牧野に笑顔をみせながら手を振る。

牧野の傍に廉がずっとくっついていたから、牧野と甘い雰囲気にもなれないまま
陶芸の体験の時間は終わった。



帰りアパートに牧野を送るのに牧野をバイクの後ろに乗せる。
「今日は廉に懐かれて大変だったな」
「でも可愛かったねぇ」
「ははは・・・」
「西門さんも優しく見てたでしょ?いいパパになりそうだよね」
そんな言葉を言われたので、ここが告白するチャンスか?と
「・・・牧野。俺はお前が好きだ。お前が俺と一緒になってくれたらうれしいと思ってるよ」
そう言ったのだが牧野から返事がない。
なんだ?告白したタイミングが悪かったのか?

そんなこと思いながらも背中に重みを感じる。

牧野は俺の背中にもたれかかって眠っていた。

乗り物に乗るとすぐに爆睡しちまう牧野のために、特注で作らせたダンデムベルトをつけさせておいてよかったとホッとしたのだが、

マジか・・・。
一世一代の告白に・・・寝てるって・・・


とりあえずゆっくり寝かせてやりたくて、屋敷に連れていく。

牧野は廉の相手で疲れたのだろう。
客間で寝かせてやる。
静かに眠っていた。

何時間か経過して、俺が茶室で精神を落ち着けていると、パタパタと足音がする。


「西門さん。寝ちゃってごめん」
そういう牧野に

「牧野。話があるんだ」
と声をかける。

「あ、あのね、西門さん。ちょっと待ってもらえるかな?」
そういうと牧野は襖を静かに締めてパタパタパタと足音が遠くなる。

俺は柄にもなく緊張しているなとおもい、静かに外に目をやる。
今この時、今この時の穏やかな気持ちでいられる

そのことを牧野に伝えればいい。

うちの両親は幸いにも、牧野を大歓迎している
後ろ楯がどうのというやつらの言葉をつぶすだけの何かを考えているんだろうな。

牧野の素直さ、やさしさ、ひたむきさ
それらが俺の両親を惹きつけたのだろう。

そんな事を考えていると
スーッと襖の開く音が聞こえる。

顔を見ちまうと照れて素直な気持ちをつたえられねーし。

「牧野。お前に話があるんだ。
俺は、お前が好きなんだ。
お前は色々気にしていると思うんだけど、そんな事は気にしなくていい。
・・・・」

と百戦錬磨といわれたこの俺が、牧野の顔をまともに見るのが恥ずかしくて、
牧野の顔を見ずに告白をしちまった。

自分でも顔が赤くなっているのを感じる。

いるはずなのに物音を立てない、返事をしない牧野に、
何か言ってくれよ。と思いながら後ろを振り返ると、

「まぁ、総二郎さん。総二郎さんはつくしちゃんが好きでしたの?
うれしいですわ~。

これはつくしちゃんに実際告白する練習ですの?

早く思いを伝えてくださいね。
つくしちゃん、早くウチに来てくれないかしら~~~」

そこにいたのは、家元夫人と呼ばれている俺のお袋だった

「・・・母さんだったんですか」
「あら?つくしちゃんだと思ったの?つくしちゃんなら今今度のお茶会の件で山田さんに捕まっているわよ」
ニコニコしながらそんなことを言っている。


「あ、あのですね・・・」
俺は思わず言葉を濁していると

「ごめんね西門さん。お待たせしちゃって、お屋敷にいるのを見かけたって山田さんから連絡をもらってね。
すぐすむからって、打ち合わせしてたんだ。

西門さんには内緒でおどかす予定だったから言えなかったんだけどね」

そういって笑顔を向ける牧野を、お袋が笑顔で見ている。
「総二郎さんがね。つくしちゃんにお話があるんですって」
そう言って俺と牧野に笑顔を向ける。

牧野は
「えっ、話ってなーに?」
と笑顔を向けてくれるが

俺は、お袋がニコニコと俺と牧野を見ているこの場で告白なんてできるかっと思い

「いや、今日はいいよ。また今回みたいにお前がいきたそうなのがあれば声かけるよ?」
とごまかす。

…いや、母親に牧野にするはずだった告白を聞かれたなんて、恥ずかしくて言えるわけねーだろ
と思ったのは言うまでもないのだった。








↓オマケ↓がありますのでこちらもどうぞ

Comments - 4

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スリーシスターズ  

おはようございます。

総二郎くんとつくしちゃんのデート。
みんなと違ってバイクでのデート。
この間買った下着を着けて来ているかも?なんて想像しただけでも密着する体が火照ってきちゃいますよね。

あきらくんはイルカに邪魔されてしまっていたけど、総二郎くんは子供に邪魔されてしまいましたね。
このお兄ちゃん危険!って子供の純粋な心のセンサーが鳴ったのかな!?

帰り道真剣に告白するもつくしちゃんは夢の中。
ならばと次に告白してみれば自分の母親に告白してしまいました!
想像もしていなかったオチでした!
総二郎踏んだり蹴ったりですね。
つくしちゃんには絶対に言えませんね♪

2017/10/20 (Fri) 07:43 | EDIT | REPLY |   
miumiu  

スリーシスターズ様

コメントありがとうございます。
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。

他の3人もかっこいいので、総ちゃんをかっこ良くしないと…と、ひねり出した結果がバイクでしたが、やっぱりつくしちゃんには通用しませんでしたね(笑)


書きながら自分もプッと吹き出せるお話をと思い書きました。

読んでくださってありがとうございました。

2017/10/21 (Sat) 08:26 | EDIT | REPLY |   
さとぴょん  

miumiu様♡
バイク総二郎のお話
ありがとうございました(*^^*)♡

ワタクシ何をかくそう、
バイク乗りの総二郎大好物なんでございます♡ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
だからとっても嬉しかったです♡

陶芸教室で後ろから手を重ねるやつ・・・
あれいいっすよねー。
昔、映画でもそんなシーンありましたよね?
総ちゃんに後ろから手なんか添えられたら、
ゾクゾク♡ですよね♡

ライバル視する廉くんも可愛かったですね。

そして家元夫人に告白する総二郎(笑)
今度は顔見てばっちりきめてねー。

続き楽しみにしてます(*^^*)♪

2017/10/23 (Mon) 04:29 | EDIT | REPLY |   
miumiu  
To さとぴょんさま

コメントありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ありません。

手と手を重ねる…
ドキドキしますよね(>_<)キャー

バイクの総二郎私も好きです。
かっこいいですよね。

読んでくださってありがとうございました。
続きの皆様のお話もお楽しみくださいませ。

2017/10/25 (Wed) 10:13 | EDIT | REPLY |   
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