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空に吸い込まれたつくし達が次についたところは、一面が緑に包まれた場所だった。

高い木や崖、海もすぐそこにあり、分かりやすく言うならジャングル大帝に出てくるような緑にあふれた世界に来ていた。
・・・が360度どこを見渡しても家のような建物は全くない。

緑があり、山があり、川がありの所だが、人がまだいない世界の時代のような緑あふれた世界に飛ばされていた。

「ここはどこなんだ??」
「あれ?一度通ったような・・・通ってないような・・・?」
「前に一度通ったところはクリアしたはずだしな。そこはもう通らねーんじゃねーのか?」

「廃墟だったり、氷だったり、東京ドームだったり、いろいろな世界に飛ばせるって事か?。
今度飛ばされたこの世界では一体何があるんだ?」

口々にそんなことを言いながら、道を進んで行くと

奥に見える山に立っている木の陰から、頭にリボンを付けた『猫娘』がちょこんと顔を出していた。

その猫娘は、顔を赤らめてつくしと4人の騎士たち(F4)を見ている。
そこに猫娘のお父さんが近づいてきて何かを囁き後ろを振り返る。

猫娘のお父さんの合図で、猫耳族の仲間たちがつくし達に向かって『ダダダダダ~』っと駆けよってくる。

その音にF4が気づき後ろを振り返ると
「おわっ」
「なんだ?あの砂ぼこりは・・・」
この猫耳族たちは、猫耳をつけた人型のモンスターなのだ。
その姿は動物界では異端であり、つまはじきにあっていた。

猫耳族たちは、つくしとF4が来てくれた事が嬉しくて、駆け寄ってきたのだった。

・・・がそれとは知らない司は
「なんだあの猫耳のバケモノたちは」
「姿は人の姿してるね」
「猫耳が取り外しできたらかわいいかもな?」
そんなことを言っていると、

猫娘と仲間達は、つくしを取り囲む。
「どうしたの?」
つくしは、猫娘の可愛さに笑顔でそう声をかける。

つくしを取り囲んでいた猫娘と仲間達は、
つくしの手を引き、森の奥へ連れて行こうとする。

「てめぇ・・・牧野をどこに・・・」
そういいかけた司に近づいてきたのは、先ほど木の陰でつくし達を見ていた猫娘だった。

猫娘は、司の手を取ろうとする。
司は猫娘と仲間たちがつくしに危害を加えると思ったのだろうか
「さわんじゃねーよ。このバケモン」
と言葉を発してしまう。


その言葉を聞いて涙ぐみ目を潤ませる猫娘。

その時
ピコン♪ピコン♪ピコン♪
と腕につけているアイテムから音が聞こえる。

『チョット、ダマッテキイテイタケド、アナタ、コトバガワルスギマス。オンナノコニムカッテ、バケモンナンテイウモノジャナイワ』

「なんだよ。バケモンにバケモンって言って何が悪いんだよ。こうゆう時ばっかり口出してきやがって、うるせーんだよマムシ」

そういう司に

『チョット、アンタ マッタク ナオスキナイワネ。
モォー アッタマニキタ。ソンナニワカラナイナラ、ツキニカワッテ オシオキヨ』

ピカッと光が司を包む。

司とマムシのやり取りを見ていた他の3人の体も、次々に光に包まれていく。
「なんだ?俺らは何もしてねーぞ?」
「口が悪いのは司だけだよね」
「俺らもお仕置きされるのか?」
他の3人がそんな事をぼやいていると

『アンタタチ、ツカサニ ドウユウキョウイクシテルノ? オサナナジミデショ?
アンタタチモ レンタイセキニンヨ』

「冗談じゃねーよ」
「嘘だろ?」
「・・・はぁ」

マムシのその言葉と同時に光に包まれた4人は、
猫娘と仲間たちが、つくしと楽しそうに話している目の前から、消えたのだった。

*****************




ビュン
ボトッ
ボトッ
ボトッ
ベチャ
最後に司が落とされたときにマムシの
『ア ゴメン。チカライレスギタ』
という声が聞こえた気がしたのは気のせいだろうか・・・。

光に包まれて次の瞬間飛ばされてきた4人がボトッとマムシに落とされたのは、




いつだったかクリアしたはずの廃墟だった。



「・・・ここは」
「隕石が落とされたあの廃墟じゃねーか」
「黒い塊が落ちてがれきの山になっていたはずだけど・・・」
「一度クリアしたここに連れてきて一体何をしろっていうんだ?」

そんな事を4人で話していると
『オシオキッテ イッタデショ?
ツカサガ ココニウメタ ジライヲ、カイシュウシナイト ツクシノイルセカイニハモドサナイワヨ』

「てんめ~、このヘビ。ふざけてんじゃねーぞ」

『チョット、ソノヨビカタ ヤメナサイヨ。ヘビナンカト イッショニシナイデヨネ』
そういうとマムシとの通信が切れる。


「・・・地雷を回収しろなんて・・・」
「っつーかお前、地雷なんて埋めたのかよ」
「牧野がクモを怖がったからよ。クモを退治するのに埋めてみたんだよ。
牧野にもカッコいいと思われてかなって思ってよ」
その言葉に呆れる3人

「俺が埋めたとこの手前でクモが飛びやがって、地雷が感知しなかったんだ」

「目印がなにもないとこに埋めたんだから、どこに埋めたかなんて覚えてねーよ」

それまで黙って3人の話を聞いていた類が、ポソッと口を開く。
「アイテムを使わないまま、ステージに残してくると、暴発する可能性があるんだ。
暴発すると、持っているアイテムがまったく使えなくなったりするんだよ。

だから司のアイテムはその場で使い切るか、アイテムとして本当に必要な時以外は出さないようにするしかないんだ」


「「要するに、地雷が爆発しないままで、このステージに埋められて残ったままの状態になっているという事か?」」
あきらと総二郎が声を揃えてそう聞いてくる。


「そうすると最後の最後でクリアできない危険性があるんだよ」
類のその言葉にあきらと総二郎が

「司と連帯責任だって、飛ばされたのは気に入らねーけど、ここで回収しとかねーとクリアできなくなるんじゃ仕方ねーな」
「さっさと片付けて牧野のいるところにもどろうぜ」

そういうあきらと総二郎に、類が
「でも司はどこに埋めたか覚えてないんだよね。
どうやって回収したらいいのか・・・」


そんな事を考えていると、目の前に黒い光が舞い降りる。

また隕石でも落ちてくるのか???

そんな風に思いを巡らしていると、

ラスベガスのメープルで会った、浅井と取り巻きの二人が黒い光の中からうかびあがってきた。
「あら~F4の皆さまじゃなくて~。またお会いできて嬉しいですわ。
今日は邪魔なあの女はいないのね」

そう言ってスタスタと近づいてくる。

浅井と取り巻き二人を見た司と類は

「あれ?このひとたち・・・誰だっけ?」
「知らねー」
その二人の言葉に苦笑いを浮かべるあきらと総二郎
「うーん。思い出す必要はないんじゃねーかな」
「そうだね。早く牧野のもとに戻らないとだもんな」

そんな言葉を聞いてキーッとなる浅井。

「牧野さんが白魔術を扱えるように、私も黒魔術を扱えるのはご存知ですわよね」
浅井が得意な表情で、そう言うと

類と司がとっさに
「知らない」
「わりぃ。まったく聞いてなかったわ」

その二人の言葉に、こめかみが引き攣る浅井。

「道明寺様は埋めたところがわからないものをお探ししているとか、
私でしたらきっとそのお役に立ちますわよ」
そういうと失くしたものを見つけるための、まじないの言葉を唱えはじめる。

・・・だが、根が攻撃系の呪文を得意とする浅井。
「ロケス、ピラトス、ゾトアス、トリタス、クリサタニトス」
と普通に唱えているのだが、普通と違う現象が起きる。

普通なら探しているものが浮かび上がり、持ち主の元へ戻るものなのだ。

だが、浅井と取り巻きの二人は邪心に満ちた気持ちで魔術を扱っているため
「ロケス、ピラトス、ゾトアス、トリタス、クリサタニトス」
と唱えたとたん光が満ち溢れ、埋めて居た地雷がスーッと浮かび上がり、
浅井とその取り巻き二人の目の前に浮き上がる。

司も類も、あきらも総二郎も初めて見る光景に驚いた様子で、浅井と取り巻きの二人を見ている。
いつもF4に相手にされない浅井とその取り巻きの二人は、今この瞬間F4に注目されているのが嬉しくなったようだった。
「うふふふ。私お役に立ちましたでしょう?牧野さんよりもお役に立てましてよ」
浅井がその言葉を発したとたん浮かび上がった地雷が3発
ボン!!
ボボンッ!
ボフッ!!
と浅井と取り巻き二人の目の前で爆発した。

黒く炭で汚れた表情で「ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ」と咳込む浅井と取り巻きの二人。

ピコン♪ピコン♪ピコン♪
『ショウキョ、スルノヲ ワスレテイタ アサイタチヲ、ウマクツカッタワネ。
ココノジライハ、ゼンブキレイニナッタワ。ツクシノモトヘ カエシテアゲル』
マムシがそういうと、4人は青い光に包まれた。

********
瞬きをした一瞬の間に、4人はつくしと一緒にいた緑あふれる場所に戻ってきていた。

戻ってきてつくしのもとへ急ぐ4人。

猫娘と楽しそうにお茶を飲んでいたつくしが4人に気づき
「あ、お帰り~。特別任務があったんだってね。マムシさんが教えてくれたよ」
その言葉を聞いて4人は複雑な表情を浮かべる。
「特別任務っつーか、お仕置きに、廃墟の瓦礫の地雷撤去に飛ばされたんだよな・・・」
といいそうになるが、その言葉を飲み込む。


ピコン♪ピコン♪ピコン♪
『ハナゾノジンジャニ オトシタジライノ カイシュウヲ、シナイト ツギニ、ススメナイワヨ』
そういうMAMUSI。
5人は一斉にあの時の様子を思いだしていた。

司に絡み付いていた蔦が身体から離れ、真っ逆さまに落ちていく時にバラ撒かれたあの地雷、あれは見つけようがないんじゃないだろうか?

そんな事を思っているとつくしが口を開く。
「あれを回収しないと、次に進めないのね。
でも地雷は怪我をする可能性があって危ないし・・・。
時空を越したところで、ちゃんと花園神社に戻れるのかもわからない」

う~ん・・・と
しばらく考えていたつくしは

「そうだっ、いいこと思いついた」

そういうと、猫娘の父親に何かを囁いている。
猫娘と仲間達は、ワクワクとした表情をして、つくしのことを見ていた。

「牧野。危ないから回収は司に行かせるよ」
「おいっ。てめっ」
「そうそう。もとは司が地雷をちゃんと管理せず、持っていたのが悪いんだからさ」
「マムシに花園神社への行き方を、教えてもらうしかねーんじゃねーか?」

そんな事を言う4人に

「時空をもどる必要はないよ。」

そういうと
「パルプンテ♡花園神社に落としてきた地雷を害のないものにしてください」
つくしがそう唱えると


ポンッ、
ポポンッ
ポポポポン。
ヒューーーーー。ポーン。

と花火が上がり、猫娘と仲間達、それからつくしと4人は宴の夜を過ごしていた。

「この猫娘ちゃんはね、お友達が欲しかったんですって。
普通に話しかけてくれたのが嬉しかったって言ってたよ」
つくしは4人が特別任務に行ってる間に、モンスターたちから聞いた話を伝える。


「友達になりたがってる奴に、バケモノって言っちゃいけなかったよね」
そういう類の言葉に
「・・・そうだな。わりぃこといっちまったな」
という司。

その時
ピコンピコンピコン
『コンカイハ、トクベツニンム トイウナノ、オシオキダッタカラ レベルハアゲナイワヨ。

ツギノ、ステージデハ セイゼイ、ガンバルノネ』


マムシがそう告げると、
5人の目の前は歪んで淡い光に包まれたのだった。






↓オマケ↓がありますのでこちらもどうぞ

Comments - 6

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スリーシスターズ  

こんにちは。

次に飛ばされたのはジャングル。
そこに出てきた猫娘。
最初は妖怪猫娘を想像しちゃいましたが、ドラミちゃんの方が近いかな?
う~ん、妖怪猫娘も結構可愛いんだけどな~。
なんて考え、どっちで可愛いっかと思いお話に戻りました。
ポケモン同様また脱線してしまいました!

司くんが考えて地雷を埋めている訳はないし、神社では不意打ちで襲われて地雷を落としているから、どこに落ちたかなんて覚えてないですよね。
まさかここで黒魔法と白魔法が役に立つなんて!
F4にしたら、浅井たちをうまく使った覚えもないけど、結果回収はできたからいいかな!?って感じですね。
今回は浅井たちもいい仕事しましたね。

お友達が欲しかったという猫娘。
司くんも今回ばかりは素直に謝りましたね。
つくしちゃん効果ですね🎵

今回は司くんの尻拭いにみたいになっちゃったけど、闘うこともなかったし、司くんもちょっとは反省しているみたいだからみんな大目に見てあげてね。
司くん、今度は計画的に武器を使いましょうね🎵

さぁ~次の闘いのステージはどこでしょう?
みんな頑張れ!


2017/10/23 (Mon) 15:39 | EDIT | REPLY |   
miumiu  
スリーシスターズ様

コメントありがとうございます。

猫娘ちゃんは、妖怪猫娘ちゃんのイメージでした。私も(笑)

司くんが埋めた地雷が無事に回収出来て良かったです。

誰とでもなかよくなれるつくしちゃんだから、猫娘ちゃんともお友達になったことでしょう。

読んでくださってありがとうございました。
この先のお話も楽しんでくださいませ。

2017/10/23 (Mon) 21:41 | EDIT | REPLY |   
kachi  

miumiuさま
こんばんは!
お話の更新ありがとうございます😊

ふふふ
また、また、司はやらかしてしまいオシオキ〜
度々何となく余計なことをしてしまう司くん、今回は口は災いの元でしたね(笑)

なんと、今回は浅井さん達が助けてくれて良かったですね〜
それにしても目の前で地雷が爆発してもゴホゴホいう程度とは浅井さん達も強いですね^^

いつの間にか猫娘ちゃんたちと仲良しになっていたつくしちゃん♪
最後の類くんと司くんの会話がほのぼのしててよかったです(*^^*)

続きも楽しみにしています♪

2017/10/24 (Tue) 23:46 | EDIT | REPLY |   
miumiu  
kachi様

コメントありがとうございます。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。

こういうイベントでしか司くんを書く機会はないので、楽しく書かせていただきました。

浅井さんたちも強いですよね。
ドロンジョ浅井と私は影で呼んでました(爆)

つくしちゃんは今回戦ってませんからね〜。
つくしちゃんお得意のみんなと仲良く出来るのは、流石ですよねヽ(*´∀`)ノ

読んでくださってありがとうございました

2017/10/25 (Wed) 07:49 | EDIT | REPLY |   
さとぴょん  

miumiu様♡
立つ鳥跡を濁さず的なお話
ありがとうございました(*^^*)

地雷が無事回収よかったです。

つくしの呪文「パルプンテ♡」
なんと平和な解決のできる呪文なんでしょう♡
もしかして、それで全部いけんじゃね?
という気がしないでもないですが(笑)
たまにしか使えないから、貴重ってことなんですよね。

猫娘、司に謝ってもらってよかったね。

つくし猫耳をつけたら更に可愛くなりそうですね♡
エフ4の中では、・・・類が一番似合うかも♡

お話ありがとうございました♡

2017/11/04 (Sat) 17:48 | EDIT | REPLY |   
miumiu  
さとぴょんさん

地雷を無事回収できて私もホッとしてます。

パルプンテは万能です(笑)
つくしちゃんみたいにたまにしか使わない人だから、効果あるんでしょう

猫耳はあきらくんも似合いそうよね

2017/11/04 (Sat) 20:19 | EDIT | REPLY |   
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