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総二郎×つくしver


つくしの意思体は、様々な色や香りで彩られた異空間を浮遊しながら漂っている。

ポワンッ
 ポワンッ
ポワ ポワ ポワンッ

お昼寝の大得意なつくしにとって至福の時だ。ましてや、当初の目的を忘れたつくし___幸せに幸せに異空間を漂っている。
幸せそうに漂うつくしを眺めていたサクラーコの瞼も魔法にかかった様に重くなり____これまたお気楽さが伝染ったのか

コクッ、コクッ
 コクリッ

すやすやスゥーーーーっと眠りについた。


「フッフン フッフン フンフンッ」

どこか懐かしい香りが漂ってきて……つくしの小鼻がうごめいた。

「フッフン フンフンッ フッフン フンフンッ」

パチリッと目を覚まし目一杯息を吸えば浮遊していた身体が実体をもち始めた。実体をもった身体は木蓮の木に跨がっていた。

「あぁ、綺麗。このお花、ココにもあるんだ。っん?って、ココにもって、アレっ?アレッアレレッ」

何かを思い出しそうで思い出せなくて地団駄を踏んだその時___
「あっ、ココって、木、木、木の上」

落ちて 
 落ちて
落ちて……いく。

「ウギャアッーー し、し、死ぬぅーーーーー 神様、仏様、た、た、助けて~」

もはやコレまで 南無三! いやいや アーメン!とつくしが思った次の瞬間


ボスンッ
誰かの腕の中に抱きかかえられた。

〝あぁ、この香りだ〟つくしはそう思いながら、抱かれた胸に顔を埋めた。

「えへへっ」

安堵から思わず出たつくしの笑いに驚くように

「つ、つ、つくしさん だ、だ、大丈夫ですか?」

男が声をかける。

「あれっ、総__君?って、なんで? あっ、でもちょっと違う? えっ、でも、フンフンッフンフンっ あぁ、やっぱり総君の香りだ。フンッフンッフンフンッ あぁ、やっぱり総君だ」

「つくしさん?」

親し気なつくしとは裏腹に総君と呼ばれた男は至極丁寧な物言いで

「大丈夫でいらっしゃいますか?」

つくしに聞いて来る。

「うんっ、総君が助けてくれたから大丈夫。ホラッ」

袖を捲り上げ力こぶを作れば

「つくし___さん?」

総二郎が眉根を寄せながら怪訝な顔になる。怪訝な顔を目の前にしてつくしはなんだかとても居たたまれなくなって、居たたまれなくなったと同時に打ちつけた頭が痛んで

「あっ、痛たたっ」

声を出していた。

「あぁ、やっぱり、どこか打っていらっしゃったんですね」

納得した声を出した後

「臼井、つくしさんは、このまま俺が運んで行くから、部屋に医者を呼んでおいてくれ」

「はい。ただいま」

臼井が駆け出そうとした正にその瞬間___

「姫様、姫様、如何なされましたか?」

執事の二階堂が真っ青な顔をしながら駆け寄ってくる。総二郎の胸に抱きかかえられているつくしを目にした二階堂は

「総二郎様、これは如何な事でございましょうか?いくら許嫁とは言え、なんて破廉恥な」

険しい顔でキッと総二郎を睨みあげた。総二郎は、目をしばたたかせながら

「あっ、すみ___」

謝る総二郎を遮るようにつくしが言葉を発する。

「あっ、あっ、あの、あのね、総君はあたしを助けてくれたのよ」

総二郎を睨んでいた視線が瞬時に慈愛に満ちた瞳に様変わりしつくしに注がれる

「姫…さま? 総二郎様がお助けになさって下さったのでございます___か?それに……総君とは?」

「うんっ?総君は総君よ。おかしな二階堂ね。二階堂も総君のことは良く知ってるでしょ? あのね総君が助けてくれたのよ。総君が居なかったらあたし大怪我する所だったんだから」

ほんの少し唇を尖らせながら二階堂に意見する。そんなつくしを見つめながら

「大……怪……我で……ございますか?」


「そうよ、大怪我。ほらっ、そこの木蓮。そこの木蓮からそのまま地面に落ちるところだったのよ。アハハッ」

何故か胸を張り答えるつくしに、二階堂の顔は青くなったり赤くなったりを繰り返し

「ひ、ひ、姫様———」

雄叫びをあげた後、ひっくり返った。幸いなことに二階堂の身体は、二階堂のあまりの剣幕ぶりにその場を動けないで居た臼井が支えた。

一連の動作が良く出来たコメディ映画のようで

「プッ、プププッ」

つくしの顔に笑いが広がる。それを見ていた総二郎の顔にも

「ブッ、ブワハハッ」

大きな笑いが広がった。
今までのお人形のような微笑みとは違った溌剌とした笑顔を見せたつくしに総二郎の心は

ドキン ドクンと 高鳴った。

「ふふっ、やっぱり総君だ」

大きな胸に抱かれながら顔を埋めてもう一度総二郎の匂いを嗅ぎながら目を閉じた。

「つく…し…?」

「...zz…zzzz……」

「って、おいっ、オイッ、寝たのか? マジか プッ、アハハッ 木の上から突然降ってくるわ。ガキみたいに寝るわ。クククッ、お前ってこんなんだったけ?___いや、こんなんだったよな」

総二郎は、眠りこけたつくしを抱えたまま笑みを零した。

この世界のつくしと総二郎は両家を結びつけるために幼い頃から決められた政略結婚の相手だった。
総二郎は、決められた運命に逆らうかのように浮き名を流していたのだ。
時折会う婚約者のつくしは、全てを知っているだろうに何も言わずにただ美しく微笑むだけだった。
面白くもなんともない深窓の令嬢___なのに、目の前のつくしは幼き日に出会ったつくしそのままなのだ。

木蓮の木からつくしが落ちて来たその日から三日と空けず総二郎はつくしの元を訪れている。今まで静かだった邸の中に二人の笑い声があふれだしていく。

浮き名を流しまくっていた総二郎の存在を忌み嫌っていた二階堂が総二郎に対して少しずつ心を許す頃、二人の間には、確かな〝絆〟が出来上がっていった。

絆が生まれると同時につくしの中でムクムクと大きくなっていったのが、この世界に対する違和感。
全てを綺麗サッパリ忘れているつくしだったが___不思議な事にこの世界には適応出来ていた。
ただ、自分の本当の居場所はココじゃない。そんな思いに駆られるのだ。

それに拍車をかけたのが___


「あっ、もう何でここだけこんなに固いの?あぁ、もぉ」

引き出しを力いっぱい開けた瞬間

カタンッカタ、カタッ

引き出しの中身がぶちまけられた。

「っん?これなに」

文机の奥に見つけた日記帳。その中には、本来この世界にいるつくしの総二郎に対する恋心が溢れるように書かれていたのだ。

この世界のつくしが楚々とした令嬢になったのは

「西門総二郎、凄い綺麗な女性と嬉しそうに歩いてたよ。アイツの趣味ってお前と真逆だよな」

幼馴染みの斯波から言われた一言がきっかけだった。総二郎が好きで好きで堪らなかったつくしは、総二郎に好かれるような美しい女になりたいと願った。
それと共に総二郎を奪われたくなくて、つくしを可愛がる祖父に頼み込み牧野家の財力を盾に総二郎との婚約を取り付けたのだ。

ズルをしたつくしは、総二郎の前で笑えなくなった。代わりに身に着けた微笑で総二郎を見つめ続けていたのだ。


つくしの知らない〝 激しい恋心 〟

今のつくしは、総二郎を愛し始めている。
でも____こんなに激しい恋を自分は知らないと思ってしまうのだ。

総二郎との間に愛が育っていけばいくほど、違和感とともに罪悪感がひょっこりと首をもたげるのだ。

つくしの時折見せる哀しそうな表情に

「なぁ、どうした?」

「んっ、どうもしないよ」

「そんな泣きそうな顔して、どうもしねぇなんてねぇだろうが」

総二郎の両方の指先がつくしの目の下を撫で上げ両頬を優しく包み込む。

総二郎の優しい手の温もりに

グスンッ、グスンッ
つくしの瞳から涙がこぼれ出す。

「総……くん……あたしで……本当にいいの?」

好きな女の可愛らしい言葉に

「あぁっ、俺はつくしがいい。つくししか欲しくない」

愛の言葉と共に総二郎の掌がつくしの黒髪を撫でて行く。髪に頬に小さな口づけが落される。

この瞬間___つくしの中から罪悪感も違和感も全てが消えていく。


瞳と瞳が合わさって
 クチュリッ
唇と唇が重なった。



柔らかな唇の感触が甘くてとろけそうで、つくしの口端から小ちゃな吐息がこぼれ落ちる。

微かに開いた唇をこじ開ける様に総二郎の舌先が侵入してつくしの舌が絡めとられる。
痛い程にキツく抱き締めらながら、舌と舌がねっとり絡み合う。

 ビクンッ 
つくしの肩が揺れる。

「…総く…ん…な…か…ヘンッ」

つくしの言葉に総二郎が柔らかく微笑んだあと、白い喉元を舌が這う。

「ぁっ…あっ…あぁ…そ、そ、そぉ…うぅく…ん」

首筋に舌を這わせながら、つくしのブラウスのボタンを外していく。

つくしの真っ白な肌が露になっていく。

プチンッ

ブラのホックが外されて露になった乳房を総二郎の掌が優しくもみあげていく。美しい指先が円を描く様に乳首の周りをなぞりあげてい。赤く尖った乳首を舌で転がしながら舐め上げる。総二郎は決して急く事はせずゆっくりとゆっくりと花を開かせる。

「ぁっ、あぁっ…そぉ…く…ん…あっ、ぁあ」

もどかしい快楽がつくしの身体を襲い蜜が溢れ出して行く。

閉じられた足の間に総二郎の手が割り入り太腿を撫で上げていく。もどかしい快楽がつくしを包みこむ。

「そ、そ、総くん」

つくしの身体をソファーに押し倒しながら足を開かせる

「は、恥ずかしいよ」

「っん?すげぇキレイだ」

ショーツの上から淫部を擦り上げる。

「あぁっ、ゃっ、やっ」

つくしの奥底から蜜が溢れ出していく。ショーツを脱がせ花核を口に含む。

恥ずかしさからつくしは身体を捩らせる。その姿があまりにも扇情的で

「つくし、いいか?」

コクリとつくしが頷けば____怒張したイチモツがつくしの中に入ってくる。

余りの痛さに激しく身体を動かした瞬間___盛大にソファーの上から落ちた。

「ウゥッ」

星が飛び交い、つくしの意識が遠退いていく。


再び形のない意識体となって異空間に浮遊する。





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Comments - 10

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スリーシスターズ  

こんばんは。

次に飛んだ世界は総二郎くんの世界。
総二郎くんは本当は昔からつくしちゃんのことが好きだったけど、婚約を決めた頃から急に変わってしまったつくしちゃんに戸惑っていたのですかね。
つくしちゃんは飾らず自然体でいるのが一番似合っていますよね。

今度はどうやって意識を飛ばすのかな?と思っていたらソファーの上から落ちるというオチでした。
ふぅ~。
タイトルから頭の中はピンク色になりかけていましたが、最後に元に戻りました。
でも、ちょっと安心もしてしまったかな~。

さて次は誰の所へ・・!?

2017/10/17 (Tue) 21:44 | EDIT | REPLY |   
kachi  

asuさん
こんばんは!
お話の更新ありがとうございます😊

この世界の許嫁の総二郎とつくしの物語も読みたくなりました♪

総君って響き 新鮮です♪
ちがう世界に生きている総二郎なんだなぁと思えました^ ^

えっ?これは微なのか?
と思っていたら!
おー。
頭を打って昇天
次の世界に旅立っちゃったんですね♪
良かったです(笑)

2017/10/17 (Tue) 23:15 | EDIT | REPLY |   
よりちゃん  
毎日ありがとうございます

昨夜asuhanaさんの作品を読もうとしたら10000の切り番でした🎵
それから半日でもうこんなにたくさんの訪問者が!
皆さんの怒涛の更新で追い付くのが大変なくらいですが、毎日楽しみに待ってますのでこれからも頑張ってください!

2017/10/18 (Wed) 12:26 | EDIT | REPLY |   
asu  

ムフ
ピンク劇場大丈夫でした?(笑)
まだまだ続くよピンク劇場

てへへっ

2017/10/18 (Wed) 14:23 | EDIT | REPLY |   
asu  

ぐふっ、微です微(笑)
まだまだ続くよピンク世界

いやいや、そんかはずじゃ

とは言え、まだまだ色々な世界が!

ムフ

2017/10/18 (Wed) 14:26 | EDIT | REPLY |   
asu  
よりちゃんさま

切り番❤

テンション上がりますよね
ムフ

楽しみにして頂いてるようで、めっちゃ嬉しいです❤

2017/10/18 (Wed) 14:41 | EDIT | REPLY |   
まりぽん  

asu様

こんにちは。
いつもの私と違い、みなさんの更新に遅れ気味に読ませてもらうという日が
続いています。
家庭環境がちょっぴり変わり、PCに張り付く時間が自由気ままに取れなく
なって、ややストレスです。
そんなわけで、今日やっとここまで閲覧できています。

意識をなくすとぽ〜んと次の世界へ飛ぶつくし、総二郎のところへ来たのですね。
この世界の健気な一途に総二郎を思うつくしの恋心を知ったけれど、それは
今のつくしの一部として心の奥底にあるのかな〜?
ワープを続けるつくしは何か変わっていくのかな?
女性として今の自分にないものを身につけて成長するのかな?
これがこの空間の旅の目的?
な〜んて思っていたら、はい、またいいところで飛びました〜(笑)

花男祭り、ありがとうございます。
あと僅かで2周年ですね。
たくさんの作品、そして更新ありがとう!!!

2017/10/19 (Thu) 15:07 | EDIT | REPLY |   
asu  
Re: まりぽんさま

こんにちは(*^^*)
お忙しい中、伴走ありがとう御座います‼
めっちゃ 嬉しいです。

おっ、まりぽんさん、なんて素敵な解釈を❤

ムフ ありがとうございます

そうそう、二周年なんですよね。ビックリです。覚えてて下さって、これまたありがとうございます( 〃▽〃)

2017/10/19 (Thu) 19:12 | EDIT | REPLY |   
さとぴょん  

asuhana様 「 おR加減はいかかでございますか?」

さとぴょん 「 結構な、微エロレルでございました。」

カコーン・・・(← 鹿威しの音)

asuhana様♡ お話ありがとうございました。

微エロレル、舌かみそうですが最近一番のお気に入り言語であります( ̄^ ̄)♡

asuちゃんの純粋ピュアな総つく、久々に読ませていただきましたが、

大変にえがっだです♡

二階堂が出てきた時は、

おいおい、微からスリーピープルいくのかっ!?(◎_◎;)

と非常にびっくりしましたが、とりあえず安心しました。

微ですから(笑)

一般では濃厚の部類でも、asuhana様の中では、

あくまでも、微ですから(笑)

同感です。

フンフンッ・・・つくし犬になって、総くんの匂いをいっぱいかぎたいです。

お話ありがとうございました(*^^*)♡

2017/10/22 (Sun) 18:04 | EDIT | REPLY |   
asu  
さとぴょんさま

くくくっ、エロレル_____だもん だもん これで微をとったら怒られるよ。
た、た、たぶんw

そうそう。さとちゃんを____エロ前流 時期家元に任命いたします。
なんのこっちゃいw

2017/10/22 (Sun) 21:47 | EDIT | REPLY |   
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