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「ん~たっぷり休めたぁー!ご飯も美味しかったし、タマさんとも喋れたし!バーチャルの世界ってのもなかなかいいね!」

「俺はさっさと元の世界に戻りたいね。デートの約束がいっぱいあんだよ」

「俺を閉じ込めるなんざ許さねぇ~!」

「って事で、ミッションをクリアしに行くぞ!類!起きろ!」

「ん・・・・まだ眠い・・・・・・・」

「「「「類!!!!」」」」

ミッションをクリアしなければこの世界からは出られない。
それぞれの思いを抱えながらメープルを後にし、新たなミッションを見つけるべく、とりあえず歩いて行った。

すると、、

「何か視線を感じねぇか?」

「え~そぉ? 何にも感じないけど~?」

のんびりとしたつくしに対し、司の一言で次のミッションがやって来たのかと、空気が張り詰め辺りの様子を伺う総二郎とあきら。
この世界に飛び込み、まだまだ解らない事ばかりで未知の世界だ。
女であるつくしの事は絶対守らなければいけない、そう強く思っていた。

「どうしたの皆?」 

1人だけ緊張感のないつくしは、あっ!と言い自分のポケットをゴソゴソゴソ。

「どうしたの? 何、それ?」

「キャンディレイだよ!」

「ホントは家庭教師のバイトだったでしょ。
弥子(みこ)ちゃんっていう生徒さんなんだけどね、その子が欲しいっていうからさ、作って持って来てたんだよね」

「へぇ、あめだけじゃなくチョコも入ってるんだ。水玉のいろんなリボンでつなぎ合わせて可愛いね」

「ふふふっ、可愛いだけじゃないよ、食べられるんだから!類、食べる?」

そんな、のほほーんとした会話をしている2人を余所に、司・総二郎・あきらはまだ辺りを警戒している。

「ん、じゃあこのピンクの包み紙のあめ? ちょーだい」

「いいよー」

つくしはリボンをほどきあめを取り出そうとするが、しっかり結ばれていて、ほどけない。

「あれー? 簡単に取れるはずなのにな」

つくしは結び目に爪をたて、必死にほどこうとするが、爪を短く切っていて掴むにつかめない。

「もぉっ!!」

イライラしたつくしはキャンディレイをぶんぶん振り回す。
そんなつくしの様子を呆れて見るあきら。

「貸せよ」

あきらが手を差し出しつくしから受け取ろうとすると、、物陰から、茶色い物体がつくしに向かって飛びかかってきた!

「キャッ!! な、何!!」

「「「「牧野っ!!」」」」

「にゃっ❤」

「「「「えっ?!」」」」

「かっ、可愛いーーー!ネコちゃんどこからきたのー?」

つくしが手にしていたレイにかぶりつき、ぶら下がって離れない。
それは小さくて可愛い茶とらネコだった。

「道明寺が感じた視線って、、このコの視線だったの?動物苦手だもんねっ、だから視線を感じたんじゃない? 笑」

「「「ぶははははっ!!!」」」

「/////ん、んなわけあるかっ!」

つくしの一言で張り詰めた空気が和らぎ、司はみんなに笑われ真っ赤になった。

すると、今度は体格の大きい筋肉質の黒ネコが極悪顔で睨みながらゆっくり近づいて来た。 
まるで黒豹のようだ。

その後ろには3匹のネコ。

1匹は赤みがかったミルクティー色のネコ。 
耳が大きくピンとしていて細身で長めのしっぽを揺らし慎重につくし達の様子を観察しているよう。

2匹目は淡いグレーのネコ。 
長い手足でしなやかに、まるでモデル歩きのように歩いて近づいて来た。

3匹目はもふもふのフワフワな白ネコ。
来たかと思えばもうまるまって寝ている。

つくしは茶とらネコと仲良くなりずっと遊んでいる。

「まっ牧野!どこのどいつだかわからねぇ奴と絡んでんじゃねぇよっ!」

「・・・・・・・・ってネコじゃん」

つくしは飽きれた様子で司に突込み、総二郎、あきら、そして類は後から来たネコ達を見ていた。

「この白いもふもふのコ可愛い。寝てるよ。お前も寝るのが好きなの?」

類は白ネコの隣にしゃがみこみ背中をそっと優しく撫でた。

あきらはミルクティ色のネコに近づき目を合わせた。すると ”なお~ん” と甘えた声で鳴いてすり寄ってきた。

「おっ、甘え上手か?」


「来いよ」

総二郎はグレーのネコを悩殺ビームを出しながら顎でクイッと呼びつけた。
ネコは総二郎をじっと見つめた後、モデル歩きで近づき、足元に姿勢よく座ってしっぽをゆらり。

4匹のネコはつくし達が敵ではないと認識したのだろうか。3人の元で寛ぎ甘えていた。
しかし、、、黒ネコだけは、、司を睨んだまま。

「道明寺、まだ睨み合ってるの?早く仲良くなりなよー。ってか、なんかこの子達、感じがあんた達に似てない?ぷぷっ」

「茶とらは牧野に似てるね。興味津々で遊んでって目がキラキラしてる」

「ってか、なんのミッションだよ? ネコと仲良くなんのか? 遊んでねぇでさっさとミッションをクリアしていこうぜ」

「この世界、何をクリアしたらいいのかさっぱり解んねぇな」

まだ茶とらとじゃれて遊んでいるつくしに、まったりしている類、イラつき始めた総二郎に、考え込むあきら。そして未だに、メンチを切り合う司と黒ネコ。

その時、4匹のネコの耳がピクっと動き、茶とらとつくしを囲ったかと思うと、黒ネコを先頭に、背をまるめ、毛を逆立たせ、空の1点を見つめながら威嚇し始めた。

「なんだ?」

F4とつくしが空を見ると、黒い物体、カラスが空高い所を旋回している。

俺たちを狙ってる?敵か?!

「くそっ!」

つくしの側にいた茶とらの落ち着きがなくなった。つくしはぎゅっと茶とらを抱きしめた。

「どうしたの?怖いの?」

「あいつの狙いは茶とらか?」

昔から、ネコにとってカラスは天敵。 
5匹の中でも1番小さい体の茶とら。
そしてその茶とらを守ろうとするネコ達。その様子を見て、そう想像できる。

「今回のミッションはカラス退治じゃね?」

ミッションを発見したとばかりに喜ぶ総二郎。

「でも俺の武器、日本刀だから、遠距離戦は向かないんだよなー。だから頼んだ!牧野と茶とらは俺が守ってっから。よろしくっ」

とそう言いながら、総二郎はつくしの腕を取り引き寄せた。戦わなくてラッキー!と役得とばかりに嬉しそうだ。

「牧野と茶とらにさわんじゃねぇーーー」

「シャーーーーッ!!!」

キレる司と、、、黒ネコ。

「カァァ、、カァァ、、カァァ」

その声が聞こえたのか、見つけた!とばかりに鳴くカラス。バサバサッと翼を大きく羽ばたかせたかと思うと、翼を閉じ茶とらに向かって急降下して来た。

あきらはライフルを構え狙いを定めようとするが、
カラスが急降下しながら右へ左へと体を揺らす為、なかなかうまくいかない。

そして、

バン、バン、バーン!!

「くそっ!」

「へたくそ!あきら!」

「素早いんだよ!あのカラス!」

カラスは銃弾を避け体制を立て直し、再び空へ舞い上がった。そしてピッチの早い声で鳴きながら飛び回っている。

「カァカァカァカァ!」

銃で攻撃された事で、あきら達を邪魔者とインプットしたのかもしれない。

「美作さん!茶とらも守ってほしいけど、カラスを殺さないでっ!」

「あきらっ!牧野達にくそばかカラスを近づけんなっ!」

「あっ・・・・・・司。カラスの悪口言っちゃいけないんだよ」

冷静にその話しを聞いていた類がポツリ。

「はぁ、何言ってんだ類!くそばかカラスにくそばかカラスって言って何が悪い!!」

司が一段と大きな声でそう言ったと同時に、更に激しく、濁った声で威嚇した。

「ガアッ、ガアッ、ガアッ、ガアッ!!!」

「あっ、もうダメだよきっと。カラスって人間の言葉が解るんだからね。・・・今の司の言葉、聞こえちゃったよ。俺、司から離れる。司、もっとあっちに行って!」

「カラスが言葉を理解するはずねぇだろっ!何言ってんだ類!戻ってこい!!戦えっ!」

スタスタと司の側を離れ、類はつくし達のもとへと行った。知ーらないっ!といった感じ。
4匹のネコ達はさっきまで背中を丸めカラスを威嚇していたのに、その状況を見て、逆立たせていた毛を落ち着かせ、司の事をじぃーっと見つめ 《フッ》 っと笑った?ような視線を送り、つくし達のもとへ合流した。

「「どうなってんだ?」」

あきらと司はこれから何が起ころうとしているのか解らない。
その様子を少し離れた所から見守るつくし達。 

「誰も戦う奴はいねぇのかっ!総二郎!!」

「行かね」

ネコ達はもうのんびりくつろいでいる?
あきらは慌ててつくしの元に駆け寄った。

「おい!いいのか?」

「大丈夫なの?道明寺」

「ん、何とかなるんじゃない?あきら、心配しすぎるとハゲるよ?牧野、あめ、まだある?」

「ハゲねぇーわっ!!」

つくしは又ごそごそとポケットの中からあめを取り出し類に渡す。

「はい」

「ありがと」

司とカラス。

上空を飛びまわっていたカラスは地上に降り、20m程の距離を取り司と睨み合っている。相手がどう出るかを探り合っているようだ。

先に攻撃を仕掛けたのはカラス。
突然空に舞い上がり、司の頭上をグルグル旋回したかと思うと、急降下して司の頭に両足でケリが!

「いってぇーーー!!!」

そしてカラスは再びバサバサと大きく羽を広げ空へ舞い上がった。

そして司に向かって

「アホー、アホー」

と嘲笑うように鳴いた。

「んだと!!ごるあぁぁ!!!」

司は怒り心頭で、手榴弾のピンを抜き、カラスに向かって次から次へといくつも放り投げた。

ヒュッ、ドカーン!! ヒュッ、ドカーン!! ヒューン、ドカーン!!

上空で右へ左へ俊敏な動きで手榴弾を避けるカラス。そしてカラスは、裂けるかと思うほど口を大きく開け

「アホォォォォーーーーーー」

と、その鳴き声と共に口から螺旋状のピンクのビームを発した。そのビームが司の右足に当たりピキピキと足先から石化していった!

「うわっ!! 何だっ!?」

もがいてももがいても石化は進み、とうとう司は動けなくなってしてしまった。
カラスは司を一瞥し、つくし達の元へ両足を揃えぴょんぴょんとジャンプしながら近づいていった。

「来るぞ!!」

総二郎、あきら、類が身構えた。
総二郎は日本刀小烏丸(こがらすまる)を出し、あきらはライフルを。 類は・・・・・・えっ、何だ?

「カァ~❤」

「「「「・・・・・・・・・・・・・・ええっ?」」」」

さっきまでの鳴き声とは違い、なんだか甘えているような鳴き声。
黒ネコ率いる4匹はうんざりしたような表情?
F3はポカンとしてしまう。

「にゃにゃ~」

「茶とら?ん?カラスの事が怖かったんじゃないの?」

「にゃぁっ!」

「違うの?」

「にゃっ!」

カラスは茶とらを軽くくちばしでつついてちょっかいを掛け始める。
それは何度も何度も。
他のネコ達が威嚇しても何のその。
茶とらはカラスの口ばしにネコパンチ。

「・・・もしかして、カラスは茶とらが好きなの?遊びたかったの?」

「カァ~❤」

「にゃっにゃー!」

つくしは茶とらの鳴き方と様子を見て考えた。

カラスが現れた時、怖がっているように見えたけど、違った?今こんなに近づいてきても震えてないし。

「もしかして、、、茶とらはカラスのしつこいのが、イヤなの?」

「にゃっ! にゃっ!」

「で、黒ネコたちは、茶とらが嫌がっているから守って、いた?」

黒ネコたちがしっぽをゆらり。

「「「「はぁ・・・・」」」」





テテテテ♪テッテッ♪テッテレェ~♪

『オメデトウゴザイマス タノグループト キョウリョクシアウ ミッションクリアデス
ミナサンノレベルガ 4ニアガリマシタ 
ソレデハラストステージメザシ ガンバリマショウ』

言うだけ言って消えようとしたマムシ。

「おい! 待てよっ!!」

そこには、右足が膝まで石化され歩けないはずの司がいた。

「司、重いでしょ?引きずって来たの?ぷぷっ」

一斉に司を見ると
皆の所に来るまで苦労したのだろう。汗びっしょりでハァハァと肩で息をしている。

「うるせぇ、類!マムシ!この足をどうにかしろ!!元に戻せ!」

「アホーアホーアホー」

「カラス野郎!俺様をバカにすんじゃねぇー!!」

「にゃっ!」

茶とらがカラスを咎めたのだろう、カラスはプイッと横を向いた。

『・・・・・・キンノハリヲ ツカッテクダサイ』

「「「「「金の針~???」」」」」

「そういえば、、石化を解除するのは金の針が効くって、なんかのゲームにあった」

「誰が持ってんだ!金の針!」

「んなもん持ってるかよ」

「私も、持ってないよ?」

「・・・・・・・・俺、、持ってる」

あきらは胸ポケットから小さな包みを取り出した。
プチとボタンを外し、取り出したのは確かに金の針(裁縫針)。

「さすが美作さん!!」

「お、おぅ///////」

「これが金の針~?で、どうやって石化を解くんだよっ?!マムシ!!答えろっ!」

『・・・・・・・・・・』

「刺せばいいんじゃない?だって針だし。美作さん貸して!」

グサッ

「痛てぇぇぇぇぇーーーー!!」

「あっごめん、生足刺しちゃった」







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Comments - 6

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スリーシスターズ  

こんにちは。

Battle開始!と思いきや、可愛いネコちゃん登場!
茶とらがつくしちゃんで黒猫たちがF4みたいですね。

ネコちゃんたちが凶暴化でもしてしまうのかな?なんて思っていたら、カラスの襲撃!
でもなんか様子が違う?

司くんだけが頑張っちゃったら足だけ石化されちゃったけど、このミッションはあまり頑張らなくても良かったのかな?

茶とらたちと通じ合えれば無駄な戦いもしなくて良かった!?
まぁ~茶とらたちと通じ会えたし、カラスの気持ちも分かったし、司くんだけが納得いかなかったミッションということで、一件落着!

2017/10/20 (Fri) 15:37 | EDIT | REPLY |   
あお  
スリーシスターズさま

こんばんは、コメントありがとうございます!

Battleのお話、どんなお話にしようかすっごく悩みました。
参加します!といったものの、ど、どんな話をかいたらいいのっ?!と焦る状態に。笑
で、ゲームの世界、Battleと調べて、いいのがあった!と見つけたのが石化。
石化→金の針→あきら❤
針といえば、本編でおばさん扱いされたあきらです。
あきらをオチにと決定しました♪
4話は敵は作らずほのぼのと。笑
これからのBattle、凄いですよっ!!
ぜひぜひ!お楽しみにっ♪

2017/10/20 (Fri) 19:37 | EDIT | REPLY |   
kachi  

あおさま
こんばんは!
お話の更新ありがとうございます😊

ネコちゃんとカラス編
面白かったです♪
敵ではなかったのに、司はやられちゃいましたね(笑)
このゲームは敵を倒すだけがミッションクリアではないんですね^ ^

猫ちゃんたちが5人とよくマッチしていて可愛くて猫ちゃんたちに会ってみたくなりました(o^^o)

あきらくん 針を携帯しているなんて、さすがソーイング王子ですね♪

2017/10/20 (Fri) 23:23 | EDIT | REPLY |   
あお  
kachiさま

おはようございます!
コメありがとうございます♪

4話はほのぼのBattleでした!笑
司は人間の言葉を理解するカラスの怒りアンテナに触れてしまい、敵ではないのにやられてしまいました。
にしても、司がカラスに蹴られただなんてありえない!ですよね。
お許しくださいませ ^m^

あきらの胸ポケットには針… いい奴なんです!!

イベントが開始されそろそろ後半に入ります。
増々盛り上がります!どうぞよろしくお願いします♪

あきら頑張れー!

2017/10/21 (Sat) 10:22 | EDIT | REPLY |   
さとぴょん  

あお様♡
癒しのバトルありがとうございました(*^^*)

メンチをきる司と黒猫

ここがすごく気に入りました♡

和むバトルもいいやね~♡

2017/10/25 (Wed) 14:05 | EDIT | REPLY |   
あお  
さとぴょんさま

さとぴょんさま♡

コメありがとうございます♪
癒しのバトル、もしくは和むバトル!
その言葉頂きます 笑

次々と書かれるバトルのお話が凄くて
ど、どしよ〜(-。-; っと実は青くなって
いました 笑

楽しんで頂けたとの事、良かったです( ^ω^ )

今回のリレーでは沢山のコメントをありがとうございました♪
又どこかでお会いできることを願っています!

2017/10/27 (Fri) 21:36 | EDIT | REPLY |   
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